戦略と実行、両方に優れる経営陣は8%
PwC Strategy&の調査では、約700人の経営幹部のうち、戦略と実行の両方で「非常に有効」と評価された経営陣は8%でした。「考える力」と「動かす力」は別物で、その接続が戦略には必要です。
戦略を「考える」ことと「実行する」こと。この2つを、同じ能力だと思っていないでしょうか。
両方できる経営陣は、100人に8人
PwC Strategy& が約700人の経営幹部を対象に行った調査では、戦略と実行の両方で「非常に有効」と評価された経営陣は8%しかいませんでした。この数字が示しているのは、考える力と動かす力は別の能力だということです。
戦略が現場に届くまでには、段がある
戦略をつくったあと、優先順位を決め、資源を配分し、現場に伝え、実行し、結果を確かめ、必要なら直す。この段を通らなければ、戦略は現場に届きません。
経営者が戦略を理解していても、現場に伝わっていなければ何も動きません。逆に、現場が懸命に動いていても、向かう先がずれていれば成果にはなりません。だから戦略には、「考える」と「動かす」をつなぐ部分が欠かせないのです。
あなたの会社では、戦略と実行のあいだに、どんな段差がありますか。
同じ分類の記事
- 戦略の考え方約4分
カップラーメン理論
カップラーメンは、10人で囲んでも3分が30秒にはなりません。人を増やすことと成果を増やすことは同じではない。「人が足りない」の前に「何が成果を止めているのか」を考えるための、組織の見方です。
読む → - 戦略の考え方約1分
「先が読みにくい時代」ほど、戦略の価値が上がるという話
183件のデータをまとめた2023年の研究(Hamann et al.)によると、戦略計画の効果は、先の読みにくい環境にある会社ほど大きくなります。変化の激しい時代こそ、戦略計画の価値が発揮されます。
読む → - 戦略の考え方約1分
「成長を続けられる会社」は、実はごく一部
Bainが約8,000社を5年かけて調べると、10年間にわたって成長目標を達成できた会社は8社に1社でした。達成できなかった理由の85%は外部要因ではなく、社内にある自分たちで管理できる要因でした。
読む →
