事業計画を書いた起業家さんの「生き残り率」
「計画より、まず行動」と言われる起業の世界で、実際のデータはどうか。公式の事業計画を書いた起業家は、書かなかった人より事業が続く可能性が16%高く、行動と並行して書いた場合は27%まで広がりました。
起業の世界には、「計画を練るより、まず動け」という空気があります。では、データで見るとどうなのでしょうか。
書いた人のほうが、16%続きやすい
Greene と Hopp は2017年、Harvard Business Review に掲載された研究で、条件をそろえたうえで「事業計画を書いた起業家」と「書かなかった起業家」を比べました。
結果は、公式の事業計画を書いた起業家のほうが、事業を続けられる可能性が16%高いというものでした。さらに、ほかの準備活動と並行しながら計画を書き進めた場合には、その差は27%にまで広がっています。
「計画してから動く」でも「動いてから計画」でもない
注目したいのは、差がいちばん大きかったのが「並行して」進めた場合だという点です。先に計画を完成させてから動くのでも、動いてから後で計画を書くのでもなく、動きながら計画を実行できる水準まで整えていく。
戦略と実行計画は、順番につくるものというより、一緒に磨いていくものだと言えそうです。
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