「戦略に合わせてお金の使い方を変える」ことの価値
McKinseyが1,616社の15年分のデータを調べたところ、戦略に沿ってお金の使い方を見直し続けた会社は、そうでない会社より会社の価値が平均40%高くなっていました。戦略が予算配分まで落ちているかどうかの差です。
せっかく戦略を立てても、翌年のお金の使い方が前年と同じなら、その戦略はどこにも反映されていません。
見直し続けた会社は、価値が平均40%高い
McKinseyが2012年に発表した研究では、1,616社について1990年から2005年までのデータを追いかけています。戦略に合わせてお金の使い方を継続的に見直していた会社は、そうでない会社と比べて、15年後の企業価値が平均で40%高くなっていました。
株主還元率で見ると、積極的に見直したグループは年10.2%、あまり見直さなかったグループは年7.8%です。この差は、業種に関係なく一貫して現れたと報告されています。
予算に表れない戦略は、実行されていない
この結果が示しているのは、戦略を実行計画、つまり予算配分にまで落とし込めているかどうかの差です。
戦略会議で立派な資料をつくっても、翌年の予算配分が去年のままなら、その戦略は動いていないのと同じです。戦略を実行計画に落とし、お金の使い方を毎年見直す。この繰り返しの有無が、年月を経て企業価値の差として表れます。
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